オオウラギンスジヒョウモン
Great Eastern Silverstripe
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10年前、蝶の写真を始めたころは関東甲信越地方でこの蝶を見る機会は少なかった
最近は少し数が増えたようで、2014年新穂高で見たヒョウモンはウラギンスジではなくオオウラギンスジだった
オオウラギンスジはどちらかというと森林性の蝶で草原性のウラギンスジより棲息環境の劣化が進んでいないのかもしれない


名前の通り「大裏銀筋豹紋」
形や大きさ、翅表の模様はクモガタヒョウモンによく似ているが、後翅の裏面にはウラギンスジヒョウモンと同じ白い筋模様がある
ウラギンスジヒョウモンとの違いは前翅の先端が左右に伸びて翅全体が長細く見えることと、後翅表面中央の黒い斑点が線状に繋がって見えることなどである
関東地方で出会うチャンスは比較的少なく、フィールドでこの蝶を確認できるとちょっと感動する