学問や趣味の世界ではその分野に興味のない人にとってまったく無価値なものに執着を示すケースは多い
アサマイチモンジと普通のイチモンジチョウは大きさも形もよく似ていて食草（スイカズラ）も同じ　違うのは上から4個目の白斑の大きさと前翅中室の白斑の有無ぐらいだ
アサマイチモンジのほうが希少種なので蝶の趣味を持つ人はそこにこだわる
北海道と九州・四国にはアサマイチモンジがいないので問題ないが、本州でごく普通種であるイチモンジチョウを見かけるたびに、もしかしてアサマでは？とチェックを入れる人が世の中にはいるのである
（2010年はなぜかアサマイチモンジとの縁があった　前年まで１度しか出会いがなかったが、新潟と朝霧高原で写真を撮ることができた　新潟の杉沢ではイチモンジチョウとアサマイチモンジが同じところに仲良く飛んでいた）