タイワンキマダラ Rustic
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タイワンキマダラはもともと日本固有種ではなく、台湾からの帰化定着種といわれる
ただ西表島などで世代交代が確認されており、立派な「日本の蝶」である
最初に西表島を訪れた時、島の北部海岸沿いの民家の庭で偶然タイワンキマダラを見つけた
高い梢に止まっていたが肉眼で確認できたものの、望遠レンズでの撮影が間に合わず写真はとりそこなった(ピンボケ写真は残っている)
その後、2回目の西表挑戦の際、前回の場所とは少し離れた場所でタイワンキマダラを発見し、リベンジを果たすことができた
この時もタチアワユキセンダングサに来ていたこの蝶の写真があせってうまく撮れず、たまたま藪の中にじっとしているのを探しだしたのだが、この辺に間違いなくいるはずだという執念で出会えたものと思う
希少種の蝶の探索は難しいし、面白い


4年後(2010年)の西表訪問でタイワンキマダラに再会した
発生とのタイミングが良かったのだろうか悪天候にもかかわらず10頭以上が確認できたので定着しているものと安心した

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