蝶のシーズンは基本的に春から夏までだが、最盛期は7月から8月中旬までで、お盆を過ぎると何となく寂しさを感じるようになる
もちろん9月にピークが来る種類もいるが、8月の下旬には翅の傷んだ蝶の割合が増えて写真の対象にはなりにくくなるからだ
ただこのベニヒカゲはお盆のころから登場して、8月下旬でも元気な姿を見せてくれる
草原に1頭だけ見かけることはあまりなく、いるところには集団で群れているので存在感がある
湯の丸高原や野反湖などで蝶のシーズンの終わりを感じながら、秋の草花に遊ぶベニヒカゲを見るのが毎年の年中行事になっている