シロチョウ科の蝶は白系と黄色系があるが、黄色系で美しいのはヤマキチョウとスジボソヤマキチョウであろう
この2種は良く似ていて識別が難しい
基本的には前翅の尖り方が小さく、翅の前縁が桃色で、後翅中央の翅脈が太いのがヤマキチョウということになるが、数は圧倒的に少ない
スジボソヤマキチョウはほとんど本州全体に分布しているが、ヤマキチョウは長野県・山梨県周辺にしかいない
飛んでいれば両者の区別はまったく不可能で、止まっていても簡単ではない たくさんいるスジボソヤマキチョウの中から本種を探し出すのは一苦労である
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ホームページ閲覧者の皆様へお詫びすべきことが一つある
というのは、つい最近までヤマキチョウとして掲載していたこのページの写真がスジボソヤマキチョウであった可能性があるからである
ある閲覧者の方から婉曲な表現でご指摘があり、自分自身でも同定に自信が持てなかったのだが、数年間灰色疑惑のまま放置してしまった
2011年の9月に確実なヤマキチョウの写真が撮影できたのでやっと自信を持って写真を更新することができた次第である
「誠に申し訳ございませんでした」