出会ったことのない蝶や写真が撮れていない蝶を探すときは出現時期や食草、生活環境等の生態を十分事前調査をして出かけるのが原則であるが、「犬も歩けば棒に当たる」方式で林道などを歩いて見つけることも多い
人気のある蝶は採集案内書(最近は普通の本屋にはないが昔は売られていた)にも良く登場するのでポイントも絞りやすい
ウスイロオナガシジミのように数は少ないものの絶滅危惧種まではいかず、見た目が地味な蝶は書物にも載らないので発生地が推定しにくい
この写真は嬬恋村でたまたま遭遇したもので次の出会いはいつになるか見当もつかない    と思っていたのだが、2013年岡山県新見市の草間台地で多数のウスイロオナガシジミに出会った(ミズイロオナガより数が多かった)
中国山地にはまだ関東地方とは違う自然環境が残されているのを実感した
      

ウスイロオナガシジミ Brown-banded Hairstreak
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