ウラクロシジミ Silver Hairstreak
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この蝶の写真撮影には「苦闘の歴史」がある
最初の出会いは2008年6月の新潟で、眼前1メートルにきれいな個体を見つけた
ところがたいへんな藪の中で、400ミリ望遠だと撮影距離の制約でシャッターが押せない
その内に飛ばれてしまい、悔しい思いをしてから6年
毎年ウラクロシジミに挑戦し、会津や佐久などでは間近で飛翔を確認したが、とまってくれないので写真が撮れない(この蝶は翅表が真っ白で飛翔時は目立つのだが飛ぶのは決まって夕方うす暗くなった頃、結構動きが速いので飛翔写真は難しいのだ)
2014年になって何とか静止状態の写真をものにすることができた
撮影したのは新潟(三条)だが、1週間後石川県の医王山でもこの蝶の撮影チャンスがあった(破損個体が多く写真的にはいまいちだったが)
「ブレークスルー」というのはこういうことだと思う