ウラギンヒョウモン High Brown Fritillary
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自然環境の変化という観点で昔と今を比較してみると、著しく減少したのが「草原」だと思う 開発が容易であるという面と森林の自然成長という面とで湿原も乾燥草原も極端に少なくなってしまった
蝶のほうも草原性のものが減っており、オオウラギンヒョウモンなどは絶滅危惧種になってしまった
ウラギンヒョウモンのほうも草原性で確かに数が減ったようだが、まだ健在である
ウラギンとオオウラギンは大きさも違うが、後翅裏面外縁の白銀紋がウラギンのかまぼこ型に対しオオウラギンはM字型となる
いつも注意してみるのだが、この50年、M(ハート)型の白銀紋に出会ったことがない
(2012年にオオウラギンヒョウモンの撮影成功 次項参照)