ツシマウラボシシジミ Blue Quaker
2011年9月、家内とアカハラダカの渡りを見に対馬へ行った
個人の立場からするとアカハラダカはお付き合いで、正直なところ対馬訪問の主目的はツシマウラボシシジミだった
ところがいくら探してもこの蝶が見つからない  結局、3日目の午後になって豊玉町の杉林でやっと1頭見つけることができた
白色の裏地に大きな黒点があり、個性的なデザインだが、南西諸島のリュウキュウウラボシシジミとまさに生き写しである(次ページの写真と比較していただきたい)
棲息地域が異なるので同定を間違えることはないが、DNAでも調べない限り外見からの識別は不可能なのではないだろうか
本ページの写真を撮影したのは2011年
その後4年間で対馬の(野生の)ツシマウラボシシジミは絶滅状態になってしまったようだ
原因は鹿の食害   増えすぎた鹿がこの蝶の食草であるヌスビトハギを食べつくしてしまい対馬からこの蝶がほとんど消えてしまった(飼育繁殖などの保護活動は行われており、絶滅はしていない)
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