色彩的には単純だが、濃淡がバランスしてブルーの美しい蝶だ
昔から市街地にも多く、捕まえるとタテハチョウ特有の力強さがあり、子供たちに人気があった
高地で見かけることもあるが、南の島にも数が多く、全国どこにでもいるよう気がする　ただ数はそれほど多くない
先日、我が家の庭のホトトギスで、形態的にはかなりグロテスクな蝶（または蛾）の幼虫を多数発見した　サルトリイバラがルリタテハの食草であることは以前から承知していたが、生態図鑑を確認するとこの幼虫はまさにルリタテハの幼虫で、ホトトギスも食草の一つであることを改めて認識した
ルリタテハが市街地に棲息できるのは栽培種のホトトギスに依存するからなのだろう