メスアカムラサキ Danaid Eggfly
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基本的にはアフリカから南アジアに広く分布する熱帯の蝶で日本では迷蝶(偶産蝶)なのだが、行動力のある蝶のようで昔から全国各地での採集記録が多い
ということはわれわれが子供のころから日本の蝶類図鑑の常連で、雌雄色彩の違う蝶の代表として憧れの的だった
リタイア後蝶の写真を始めてからは重点ターゲットの一つで当初は南の島へ遠征すればいつでも撮影可能とタカを括っていた
オスのメスアカムラサキは次項のリュウキュウムラサキに非常によく似ている
翅の裏が確認できれば区別は容易なのだが、非常に残念なことに出会いの機会がなく、今まで国内で撮影した白斑のある紫の蝶はすべてリュウキュウムラサキのほうだった
上の写真は北インドで撮影したものだが次項のリュウキュウムラサキの写真と比較してもらえば翅表でも微妙な差異がお分かりいただけると思う
この蝶はこれからも国内での撮影チャンスがあると期待している(カバマダラによく似たオレンジ色のメスの写真も是非撮りたい)