カラフトタカネキマダラセセリ Nothern Checkered Skipper
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この蝶のプロフィルとして個人的に意識するのは名前(日本語名)の長さである
「樺太方面に分布し、高山系で、色は黄斑のせせり蝶」という説明表現で、まったく情緒が感じられない 先にタカネキマダラセセリという近似種の存在があり、区別するため単にカラフトを冠したものであろう
エクセルなど表計算ソフトを使ったりすると文字の長さは意外に制約要素になる 蝶ではこの14字が最長のようだが、日本の鳥では16字(アメリカハシグロクロハラアジサシ)があった
蝶自身のほうはなかなかきれいなデザインの蝶で、日本アルプスの高山にしかいないタカネキマダラセセリと比べ分布が広く、夏に北海道東部に行けば色々な所で出会うことができる