カラフトルリシジミ
Cranberry Blue
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国指定の天然記念物 もちろん採集禁止の蝶である
2010年7月、家内と私は帯広空港からレンタカーで直行、この蝶の棲息地へ急いだ
実はこの前年にもこの蝶の撮影計画があったのだが、たまたま雨に遭遇して機会を繰り延べしていた
当日は雨模様の曇り空だったが山頂付近では薄日がさし、コンディション改善 エゾフウロの花で吸蜜するカラフトルリシジミを見つけた時はさすがに感動した
もっとも蝶の姿形はミヤマシジミやアサマシジミに似て翅表を見るだけでは同定は難しい
識別のポイントは翅裏で、ミヤマシジミ類が前後翅にオレンジの帯を持つのに対し、この蝶のオレンジは後翅肛角部に限定される
北海道固有の高山蝶として有名だが、最近は知床方面の低地にも棲息が確認されているようだ