ホソバヒョウモン Thore Fritillary
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日本のヒョウモンチョウは15種程度だと思うが、その内3種が北海道特産種だ 3種の分布域は大雪山を中心に同心円を描き、アサヒヒョウモンが中心円で大雪山限定、本種が2次円で山地主体、カラフトヒョウモンが最も分布域が広く平地を含む北海道東部全体に広がる
ということはカラフトヒョウモンが最も普通種で数が多いと思っていたが、リタイア後夏の北海道を回ってみると本種がやたら多く、カラフトヒョウモンにはお目にかかれない
何回か北海道を歩くうちにやっと判ってきたが、両種の発生時期が半月ほど違うのである
非居住者にとって「北海道は7月」のイメージが強く、北海道のヒョウモンといえば、まずホソバヒョウモンが浮かんでくる