ヒメキマダラセセリ Ochracea Skipper
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本州、四国、九州に広く分布する蝶で出現も早く5月から翔び始める 野山で出会うチャンスも多く、保存写真数の多さはコチャバネセセリと双璧をなす
ヒメキマダラセセリの場合、翅表の面積に対しオスはオレンジの部分が大きく、メスは焦げ茶の部分が大きいのでオスメスの見分けは簡単だが、オスのほうはヘリに黒い帯があり、ヘリグロチャバネセセリやスジグロチャバネセセリのメスに似ていて、識別をややこしくしている
両種との違いは本種にある前翅表面中室下の黒褐色の斜状性標だが、この点はコキマダラセセリとよく似ており始末が悪い