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ヒメギフチョウ　Small Luehdorfia
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２０１２年のヒメギフチョウ
ヒメギフチョウは例年、白馬で見るのだが、今年は出会いがなかった
５月に蓼科の美濃戸で写真を撮ったが時期的には少し遅く汚損個体が多かった　（ＨＰの写真は一部入れ替え）

ギフチョウとよく似た蝶だが日本では「棲み分け」が行われている
ギフチョウは西日本から北陸にかけて棲息し、ヒメギフチョウは長野・山梨を中心とする中部地方と東北北部および北海道に棲む

白馬地区など一部混棲地域があるのが面白い
見分け方は後翅表面外縁がオレンジか黄色かで、ヒメギフチョウのほうが黄色い　もうひとつの区分点は前翅外縁黄色条の先端部のずれでヒメギフはずれない
ギフチョウより若干発生が遅れるので長野方面ではゴールデンウィークが見ごろになる