フタスジチョウ East European Sailer
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還暦前のまだ現役の時代、夏休みをとって家内と北海道に出かけた
釧路のタンチョウヅル公園の玄関脇で白と黒の蝶(または蛾)の写真を当時普及し始めたデジカメで撮影したが、蝶の名前が判らない まだ「蝶の趣味」を意識しておらず、図鑑も昭和時代の古いものだけだったので不明のまま放置しておいた
2〜3年後北海道ウトナイ湖でよく似た蝶を見つけ、その時は「蝶に対する勘」も戻っていて、すぐにそれがフタスジチョウであることが判った
フタスジチョウは本州中部にも北海道にも棲息するが、北海道のものは亜種が異なるとされ、後翅の白帯が異常に幅広いので見た目が著しく違う
北海道でもよく出会うが、日光の戦場ヶ原にも昔馴染みの白帯の細いフタスジチョウがたくさんいて目を楽しませてくれる

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