セセリチョウ科の蝶で唯一派手な存在がアオバセセリだと思う 翅の色は光沢のある青緑、後翅末端(肛角部)の派手な赤橙色の斑紋がアクセントとなって、色彩的に強烈な印象を与える 東京近郊にも昔からいる蝶だが、絶対数はだいぶ減ったようで、探しに行かなければなかなか出会えなくなった ポイントは5月の渓流沿いの林道で、木イチゴやウツギなどの白い花に吸蜜している(蝶マニアは「ぶら下がっている」と表現する) 毎年1度は出会いたい季節の蝶だ